mixiボイスにつぶやいていたことにもう少し補足しながら

今朝方、アップルのジョブズ、療養のため休職へ。 日常業務代行はTim Cookについて、mixiニュースから日記を書いていたのだけど、その際に直接内容とは関係ないことなんだけど、思ったことをmixiボイスにつぶやいていた。
ちょっと下に転載しつつ、書いてみようと思う。

日記書きながら、やっぱり俺は完全に新しいものには手は出せない質なんだろうなというのが実感できた。Xperia発売日にかったのだってHT-03AさわってAndroidがどういうのだかある程度わかっていたからだし。
とくに継続的に使うものに関しては、製品そのものよりも会社やバックグラウンドを意識することが多いというか。メインPCであったりメイン携帯であったり。

そして、ここからはそれについて補足しつつ、もう少し思うことを。
上の主張からすると、新しいユーザーエクスペリエンスなどにより製品を選ぶよりは、比較的安定性(主に会社の素性などから)を重視したいという意図なのだけど、同時に自分の中にはオリジナリティ、人のセレクトとは若干異なったなにかという要素を求める部分が多分にあって、両立させたいというわけだ。
書きながらわかってるけど、これを満たすというのは矛盾する要求を満たすようなもので、結構難しい。生活のなかで絶対使うようなものは、多くの場合、大手の会社やらが出しているものが主流な訳で、オリジナリティを出すというのは決して簡単なことじゃない。周りが買えないような高級ななにかを使っていけるのであれば、希少価値はあがるだろうけど、そんな財政は学生にはない。したがって、解決するには、

  1. 比較的安定しているマイノリティから選択する(例:インテルじゃなくてAMDのCPUを使う)
  2. メジャーな集団の中の比較的マイナーなものを選択する(例:ダイハツの普通車に乗る)
  3. 捨て銭のつもりで、非安定・マイナーなものを選択する(例:IZUMI(泉精器製作所)のシェーバーを選ぶ)
  4. (芸術の世界へ逃げる)

といった類の選択肢しかなくて、その中からそのときどきで行動を選んだ結果で、今の僕が有るんだろうなと。上二つはメインで使う何かに対して、3番目ははメインで使うかも知れないけど、失敗してもかまわないという究極的に消耗品以下*1という認識のものについての意識となる。

合理的な思考からいけば、マジョリティに属した方がいろいろと費用もかからなかったり、スペックもよくなったりすることはわかっているんだけど、結局最後のところで、ほかの人と同じものは使いたくないという気持ちが頭をもたげてくる。
これを自分の中で慰撫しないことには、安定⇔オリジナリティという矛盾した状況に折り合いをつけるのは難しいのだろう。

*1:一番最近買ったIZUMIのIZF-800に関しては非常に良い買い物をしたと思っている。6000円に満たない低価格で国産品で品質には全く問題なく4枚刃をもつシェーバーであり、そり味も非常に良い。ただし、替え刃などの問題を考えると継続的に使えるかということに関しては疑問符がついてしまう。